子どもに多い症状/女性に多い症状

慢性鼻炎

小学3年生のR君、足の裏が痛いとご来院。
歩き方は足首の返しが硬いため、バタンバタンといった重そうな足の運び。

足が痛いと言ってきているので当然、足も見ますが、お母さんに思わ尋ねてしまいました。

「いっつも鼻詰まっていませんか?」と。

返ってきたお返事は「そうなんですよ、ずっと鼻炎で・・・、薬飲んでいるんですけど、効かないんですよ。口呼吸です。」でした。

私がR君を見て「鼻が詰まっていそう」と思ったのは首回りに異常な硬さがあったからです。

施術では足に加えて、首回りも中心に施術しました。

施術後は鼻通りが良くなり、また毎晩夜中に鼻をすする音がしていたのが、その日に聞こえなくなりました。

まだ3年生だけれど、異常に硬い首回り。

これでは血流も悪くなり、鼻も詰まるだろうし、脳に酸素も行きにくいはず。

ずっと耳鼻科の薬を飲んでいるのに、そして効果がないのに飲み続けている、これは結構多いパターンになっているように感じます。

 

「子供の薬だから、そんなに強いお薬は出さないよ」といって処方されたお薬、強くないからと言って安心して、長期間飲ませていませんか?

薬がダメと言っているのではありませんが、「鼻炎だから仕方ない」と薬を飲み続けるものだと思い込んでしまっていると、とっても勿体ないと感じます。
なぜなら、からだを整えてあげると、薬を飲まなくてもスーッと鼻水も抜けていくからです。

 

R君のお母様に一言ご感想を頂きました。

足裏が痛いと言い出したので、連れてきたのですが、息子の長らくの鼻炎を見抜かれてしましました。

息子の鼻炎が長年病院でもらった薬を飲ませながら、これでいいのかと疑問はありました。

今日「小さい頃より、だんだん症状が酷くなっていませんか?」と聞かれて、改めて、「薬を飲んでいるけれど良くなっていない」と気付きました。

万年、鼻水は出ないけれど、いつも苦しそうにしている息子が、施術してもらった後に、いつもより明らかにすっきりした呼吸をしているので、嬉しいです。

「痛い」という足裏が「からだを良くしよう」と呼んでくれたのかもしれません。

お子さん、生まれたての赤ちゃんの時から鼻炎でしたか?

もしそうでなかったら、後から鼻が詰まる原因が出てきているのです。

最初に診断されたときから、徐々にお薬の量が増えていませんか?

姿勢を整えたら、症状が和らいでいる子もおられます。

根本的に鼻炎から回復したいと思う方はお気軽にご相談くださいませ。

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