子どもに多い症状/女性に多い症状

起立性調節障害がなかなか改善しないのはなぜ?

こんにちは。

横浜・根岸のゆらし療法士 本田貴久子です。

 

お子さんが、朝起きられず、学校を休みがち、という状況に悩んで「ゆらし」の施術を受けに来られるお子さんがおられます。

 

このページを読んでおられる方もあてはまるかもしれませんが、今は両親ともに働いている家庭がほとんどです。そんなに度々仕事を休むわけにもいかないので、子供が寝ているのを置いて仕事に行かざるを得ない。

 

帰るころには案外、元気な様子で過ごしているので、翌朝、元気になっていることを期待してしまう。

 

しかし、朝になるとやはり子供は起きられずに休む。このような状況に困り果てておられるご家庭が多いです。

病院で「起立性調節障害」と診断を受けると、「病気なら仕方がない、しばらく通院しよう」となりませんか?

 

しかし実際に通院して安定剤や頭痛薬をもらっても、朝の怠さ、全身の疲労感があり、「薬を飲んだからと言って症状が改善するわけではない」と感じて整体に期待をかけてこられます。

 

薬は一時的に症状を和らげてくれるので、薬を飲んで眠れるようになった、頭痛が消えることはありますが、症状の原因にアプローチは出来ていないので、時間が経つとまた同じ症状が出てきてしまいます。

「ゆらし」ではどんな症状に対しても、その原因にアプローチして症状を繰り返すことのないことを最初の目標に施術していきます。

 

起立性調節障害については自律神経に関わる症状と捉えています。

 

「起立性調節障害」と一言で言っても、その子、その子によって頭痛、クラっとするめまい、吐き気、腹痛、ひたすら怠いなど症状は様々です。

 

ただ一つ共通して言えることは、このような症状が長引いて抜け出せないということは体が本来の機能を発揮できていないと言うことです。

 

体の機能をつかさどるのは自律神経、その自律神経が順調に働いていないということとも言えます。

 

例えば、立ちくらみを取り上げてみましょう。

 

 

人は立ち上がると重力の影響で体中の血液は下半身に集まり、脳への血流が低下してしまいます。下半身の欠陥が拡張して血液が下に溜まろうとしてしまいます。

 

しかし、私たちは実際に健康な状態であると、「血液が下に溜まって脳に血液が行かずに困る」なんていうことは起こりません。

 

健康な状態であれば、自律神経からの指令で、下半身の欠陥が強く収縮し、下半身に血液が溜まらないようになり、最も大事な脳への血流が確保できます。全く無意識のうちに。

 

それは自律神経が機能しているからです。

 

ですが、立ちくらみがでるということは自律神経の昨日が十分に働かずに立ち上がった時に脳への血流が足りない状態になってしまっているということです。

 

これが起立性調節障害の特徴的な症状です。

 

ポイントが自律神経、と言うことになります。

 

起立性調節障害の様々な症状を引きおこす自律神経について、うまく機能していくためには「首」の状態が良いことが必要だと考えています。何故なら、首回りには全身に張り巡らされている自律神経の大事な中継点があるからです。

 

だから首の状態が自律神経の機能に負担を掛けるような状態であれば、全身の様々な症状を引き起こしてしまうのです。

 

もっとわかりやすく言うと、首にある自律神経の集まるところは体でいう東京駅や新宿駅のような大きなターミナル駅なのです。東京駅や新宿駅が封鎖されたら、何百万人にも影響を及ぼしてしまいますね。

 

体でも同じで、首の状態が悪いと、自律神経の重要ポイントが打撃を受けて全身に体の不調を引き起こしてしますのです。

 

ですから、「ゆらし」では早期の根本的な解決に向けて「首」に状態が良い状態に維持されるように施術を進めていきます。

 

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お子さんのことで悩んでいる方に届きますように。

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