週末、体に痛みのある子どもと親にとっては悩ましいですね。
大事な試合、是非わが子にも出させてあげたい。
「無理は禁物」、とわかってはいても、「痛くない、今日は出れそう!」の一言を期待してしまっていることもありませんか?
サポーターをして大丈夫なら、サポーターを着けてやれば良いんだ!ともなりますね。
よく質問を受けます。「サポーターをした方が良いですか?」と。
サポーターは筋肉の動きを止めて、一時的に痛みを感じにくくしてくれます。
でも、「サポータをしている=痛くても運動をしても大丈夫」ということではない。」ということをお伝えします。
ゆらしでは「痛み」の原因は筋肉が硬くなっているからと考えています。
オスグッドの場合は膝を動かす大腿四頭筋などの筋肉が硬くなりすぎていることが原因と考えています。
それらの筋肉が柔軟で質の良い筋肉になることが大事です!
しかし「サポーターで動きを止める=血流を悪くする」ということでもあります。
根本的に体を回復させる視点からだと、サポーターを使って痛みを消すことは回復と反対方向のことをしているとも言えます。
どうしても「人員が足りない」「最後の試合だから何としても出たい!」そんな時は試合に出ている時間だけサポーターを付けてね!とアドバイス
しています。
いつまでも
「今日は大丈夫かな?」
「練習中に痛み出さないかな?」
「次の試合までに治るかな?」
と同じ心配を繰り返すのが嫌だったら、早いうちに根本的に解消したいですね。