子どもに多い症状/女性に多い症状

尾てい骨の痛み

こんにちは。

横浜・根岸のゆらし療法士 本田貴久子です。

 

バレーボール部の中学2年生の女の子。

今年の春くらいから、少し腰痛を感じるようになっていました。

「部活初めて1年くらいたったので、少しずつ体に疲れが溜まっているのかも・・・」

「先輩の話を聞いていても、腰痛いって言っているから、みんなそうなんだ」と思ってお母様には特段、話をしていなかった様子。

普段はお風呂に浸かるときの動きで「あーーー、凍みる痛さ」「布団に仰向きになるときに伸びるときにピキピキする感じ」くらいでした。

それが授業中に座っていても尾てい骨が当たるとすごく嫌な痛みを感じるようになって、急に心配になってお母さんに報告したとのこと。

確かに、部活で動いていない時も痛みが出るようになると不安になりますね。

施術前は柔らかい椅子に座っても、尾てい骨が椅子にあたると痛みがありました。

施術後は「全く痛みはない。さっきまで痛かった余韻は残っていて、また痛くなりそう」と一言。

とても安心した様子でした。

感想を頂きました。


いつも通学時に荷物が重いので、腰が痛くなるのも仕方がないのかと思っていました。

でも座っても座り方で尾てい骨が当たって痛かったので、だんだん心配になって母に言いました。

母には「姿勢も悪いからでしょ」って言われていました。

でも今日、「姿勢ももちろん大事だけど、姿勢を気を付けるだけでなく、一度リセットすることも大事」と教えてもらって、納得しました。

施術は最初はくすぐったかったけど、それも硬いからなんだって分りました。後半は大丈夫でした。

痛くて内心、大丈夫かなって思っていたので、改善して安心しました。

変な所に足を上げたりしないように気を付けます。


子どもや大人になりかけの思春期の子供の場合も、基本、体の痛みは筋肉の緊張から出ます。

その筋肉の緊張は姿勢の歪みから来ます。

でも「じゃ、姿勢を常に良くするように気を付ければよい」のですが、そう簡単に出来ないのも現状です。

お母さん自身、常に良い姿勢を意識すること出来ますか?

こんな風に立ち方一つにしても、骨盤後傾、骨盤前傾のクセがついていたら、「意識して正す」だけでは無理だと考えます。

姿勢を意識して良くできるのはせいぜい20秒くらいではないでしょうか?

姿勢にばかり意識を向けても、座っていても勉強にも集中できなくなってしまいます。体が悪い状態を形状記憶しているからです。

「ゆらし」の施術は緩やかに筋肉の緊張を緩めるので、施術後に反動ですぐに戻ったりすることはありません。

ただ悪い状態に戻る前に数回、施術を繰り返すことは大事です。

良い状態を脳に記憶させてあげると、体は正しい使い方を学習します。

しかし、一度学習すると、どの姿勢が楽なのか、自分にとって正しいのかが分かり、良い姿勢をキープできるようになります。

その状態の時が体に痛みが出にくい状態です。

若いうちに良い習慣を体に覚えさせてあげたいですね。

 

お子さんが「朝、起きられない」と学校をお休みしがちなことで悩んでいるお母さんに向けて
小冊子をリリースしました。

お子さんのことで悩んでいる方に届きますように。

関連記事

PAGE TOP